6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)
2011/04/14(木) 21:19:15.13 ID:+/zOP6e30
魔女の結界前
まどか「……ここだね」
QB「少し震えてるね」
まどか「……今更怖いなんて、言えないよね」
QB「君はもう魔法少女だからね」
まどか「……うん」
QB「まどか」
まどか「……うんっ」
バッ
◇
かんかんかんかん
踏み切りのような音が響いている。
真っ暗な空間には時折、ぽつりぽつりと赤い点滅。
まどか「これが――」
QB「怖いかい?」
まどか「……うん」
でも、大丈夫。
まどかは囁くような声で付け足すと、辺りを見回した。
真っ暗な中、時折線路のようなものが見える。欠けて全て繋がっていないその線路上を、
機関車が消えたり現れたりを繰り返しながらまどかの身体を飛ばそうと走ってくる。
かんかんかんかん
QB「まどか、片手を前に出してごらん」
まどか「こう?」
白い手袋をはめた右手を、押し出すようにしてまどかは前に。
すると、待っていたかのようにその手に弓が現れた。
QB「君の力だよ」
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