29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/04/18(月) 23:50:10.11 ID:7eaZHbzJo
キュゥべえは、一瞬思考の中にノイズが走るのを感じた。
真実を知られたインキュベーターは常に拒絶を持って敵対される。
そんなモノなのだろうとずっと前から考えていたし、彼にとって真実を知られた状態で意見が合ったのは初めてのことだった。
昔から本来はこうあるべきではないのかと思ってはいたが、実際にそういった感情を受けたのは初めてだった。
キュゥべえは、そんな優先度の低いことを一度頭の中から追い出し、今ここで取ることの出来る、最も効率のいい言葉を選択した。
「……ありがとう、マミ。
僕も、大好きだ」
「別に、感情がなくたって、無理して愛してるなんて言わなくたっていいの」
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