過去ログ - 百合子「これで私の130連勝ね」美琴「128勝2引き分けよっ!訂正しなさいっ!」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/04/18(月) 02:59:26.48 ID:hflxQzlu0

「確かに、最新型で人気のゲーム台があるって広まったら、ここも表通りのゲーセンみたく人で溢れる様になるんだろな」

「お店としても人が少ないと儲からないだろうから、仕方ないんだろうけどね」

そうは言いながらも、やはりゲーム好きな彼女としては一度プレイしてみたいのか、うずうずした風に眼前の人だかりから眼を逸らさない。
そんな彼女の様子を見て苦笑しながら、当麻はチラッと腕時計の時間に目をやった。

「あの行列だと、まだまだ空きそうにないな……。 なあ百合子、今日はそろそろ止めにしねえか?」

「……うん、名残惜しいけどそろそろ家の親父も帰ってくるだろうし、今日はこれでお別れだね」

そういいながらも、袖を掴んだまま寂しげな表情をする百合子。当麻は、小さな溜息を吐いた後、彼女の頭を優しく撫でる。

「なに湿気たツラしてんだよ、また今度一緒にくればいいだけの話だろ?」

「……! うんっ! 今度もまた、二人で一緒にこよーねっ!」

「ああ、また今度なっ…!」

一転して満開の花のような笑顔を咲かせる百合子に、当麻は微苦笑を浮かべながらも、約束を交わした。






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