過去ログ - 助手「私ってもしかしていらない子ですか?」
1- 20
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage saga]
2011/05/01(日) 05:26:10.52 ID:FSNfxRrZ0

変わり者「だから、君にも出来るよ」


給仕娘「は?」


変わり者「研究なんかさっぱりの僕にも魔法に関われるんだ。
     例え魔力なんかなくたって、研究に関われるさ」


給仕娘「な、何言って……」


変わり者「いろんな研究の話が聞きたいから、ここで給仕なんかしてるんだろう?
     魔力がないから、見習いにすらなれないってわかった後でもね」


言い返そうとした娘だったが、返す言葉が見つからずに口をつぐむ。


給仕娘「……はあ。ホント嫌になるわよ。昔っから何でもお見通しなんだから」


変わり者「長い付き合いだからね。それに君は単純だから」


給仕娘「言ってくれるじゃない。……でも、私には無理よ」


娘が諦めたように言った。

魔力がないというのは、研究者としては致命的な弱点だった。
あらゆる式を試せないため、魔法に関する実験を何一つ行えないのだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
440Res/328.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice