過去ログ - 仁美「私、マミお姉様に一目惚れいたしました」マミ「えっ!」
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31: ◆Yvle9sODZk[sage]
2011/05/16(月) 03:21:23.69 ID:T/T2ObDeo
仁美「それではお姉様の願いは――」

マミ「『生きたい』と願って私は魔法少女になったの」

仁美「そうでしたの……」

マミ「その後は、魔法少女として魔女との戦いの日々よ。友達と遊んだり、恋したりする暇もなかったわね」

仁美「お姉様……」

マミ「もう、あなたがそんなに辛そうな顔をしないで。後悔しているわけじゃないのよ。
   今の生き方も、あそこで死んじゃうよりはよほどよかったと思ってるし」

仁美「でも、今まで命がけで魔女と孤独に戦っていらっしゃたのでしょう。それなのに誰もそのことを知らないなんて」

マミ「別に誰かに感謝されたくて魔女と戦っている訳じゃないし、誰にも知られてなくても構わないわよ。
   ……もしかしたら、キュゥべえと契約した時に家族も助かるよう願えなかった罪滅ぼし、っていうのもあるのかも」

仁美「そんな! お姉様がキュウベエさんと契約された時は瀕死で意識が朦朧としてらっしゃったのでしょう。
   それなら、お姉様が責任を感じることはありませんわ」

 仁美は思わずマミの手を握って言った。

マミ「ありがとう、そう言われると罪悪感が少し薄くなるわ。
   それに、ずっと孤独に戦っていたわけじゃないのよ。
   魔法少女になったばかりの頃は、ちょうど同時期に魔法少女になった子とコンビを組んでいたこともあるの。
   ……まあ、短い間だったけど」

仁美「その方は今は? まさか魔女との戦いで……」


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