過去ログ - 殺戮の先の絶対能力者（レベル６）
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2011/04/18(月) 20:36:21.00 ID:rpUb36e40
早くも第四部完結です。
今更ながら展開の早さに驚いていますが、もう、このまま突っ走ります。
次はいよいよ最終章です。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:37:44.08 ID:rpUb36e40
-すれ違う思い-
その日は雨が降っていた。
打ちつけるような雨の中、男は傘もささずに国道沿いの歩道を歩いている。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:38:15.02 ID:rpUb36e40
墓前にそっと花を置くと、木原は静かに手を合わせた。
「一方通行…おまえなら、やり直せていたはずなのに…」
そのことを考えるたび、どうしようもない悔しさがこみ上げてくる。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:38:42.46 ID:rpUb36e40
どれくらいの時間が経っただろう。
木原は、墓に背を向けて歩き出した。
墓参りは、今日を最後にしよう、と決意していた。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:39:09.96 ID:rpUb36e40
時間というのは、ただただ一定のスピードで過ぎていく、無情な存在だ。
楽しい思い出も、嫌な思い出も全て、いつしか時間という名の大きな波に飲まれていく。
過去に犯した過ちは、もうやり直すことはできない。
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:39:37.48 ID:rpUb36e40
木原が歩いていると、反対側から男が歩いてきた。
帽子を深々とかぶった、若干怪しい男だ。
手には花束のようなものを持っている。
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 20:41:54.00 ID:rpUb36e40
殺戮の先の絶対能力者(レベル6)、完結です。
こんなド素人の駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
感想などありましたら、ぜひ書いていただけると嬉しいです。
79:黒子毛[sage]
2011/04/18(月) 20:50:30.39 ID:Y+VSDjkg0
乙であった
ちょいと短いが
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/04/18(月) 20:57:23.61 ID:NkfdM5xAO
乙
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/04/18(月) 21:01:31.58 ID:RhvzC+XAO
乙
俺が計画していた「19999人の死でパーフェクトソルジャーになったミサカが一方さんと戦う話」じゃなかったな
そして最後の一方さんが恋する女の子にしか思えない
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2011/04/18(月) 21:06:43.31 ID:rpUb36e40
>>81
次回、『百合子「木原くン…」』ご期待下さい。
…嘘です、ごめんなさい
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