過去ログ - 一方通行「いいか、フラグってのはなァ」 ガブリエル「vbhti素敵apfrgt」
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873: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/05/17(火) 23:06:52.18 ID:9q3HpP9po


だが幸い、上条はともかくインデックスは軽い擦り傷で済んだ。
上条も全身傷だらけになってしまったが、命に関わるような怪我は負っていない。


そして現在、二人は第一九学区周囲に展開されている光のカーテンの前までたどり着いていた。


「インデックス、この壁って魔術で出来た物なのか?」

「・・・・・・ごめん、分からないんだよ。 私の中の魔道書にもこんな魔術は記載されていないし、
 私自身もこんな物は見たことがないかも」


インデックスの脳に収められている一〇万三〇〇〇冊の原典にも、『完全記憶能力』という
特異体質を秘めるインデックス自身も、この壁については全く知らないという。
だが上条から見てもこれが魔術以外の技術、例えば科学的な人工物だとは思えなかった。
要するに、この壁は『異能の力』で構成されているということだ。

ならば上条当麻がその右手に宿す、全ての異能の力を打ち消す『幻想殺し』なら壁を壊せるはず。
だが上条は自分の右手を見つめながら迷っていた。本当にこの壁を壊してしまってもいいのかと。

もしかしたらさっきの爆風もこの壁があったから威力が弱まって自分たちは助かったのではないか。
もしこの壁を破壊した結果、さっきのような爆発が発生したら学園都市そのものが吹き飛んでしまう程の
被害を被ってしまうのではないか。




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