過去ログ - 鹿目まどか「魔法少女の力量を超えて,その日みる夢」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga ]
2011/04/18(月) 22:34:47.11 ID:Z+ztrCdX0
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焼けた見滝原。
死が覆う街。

悲運。絶望。闇。呪い。



どれほどの負の言葉を連ねても言い尽くせない。


終末の行く最後。


月の光さえない。届かない。



その新月の夜、ワルプルギスの夜はそれでも夜空に浮いて存在していた。

歯車を廻し続けて。

まだ破壊する。
街を。世界を。───命運を。 魔法少女の希望を。

打ち砕く。

暗転。負へ導く。歯車が廻るたびに。

廻る。廻る。



でも、諦めたらそれまでだ。

避けようのない亡びも、嘆きも、全て覆せばいい。
そのための力が、備わっているんだから。


「さあ…」

インキュベーターは言った。世界の終末の、末も末の果てで。その声だけが響いていた。



「鹿目まどか。言ってごらん…キミの願い事を」



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