過去ログ - 一方通行「いい子にしてたかァ?」3
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861: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 00:53:05.50 ID:+tnc2CcU0



玄関先の壁にもたれかかりながら、一方通行はジッポを手の中で弄んでいた。
視線の先では、パタパタと豪奢な衣装に身を包んだ少女が部屋中を歩き回っていた。
以下略



862: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 00:54:23.74 ID:+tnc2CcU0

野良猫同士の集落のようだ。
もしくは、雨宿り先が一緒だっただけの、そんな関係だろうか。
雨が止めば、一緒にいる理由はなくなる。

以下略



863: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 00:55:42.89 ID:+tnc2CcU0
彼女と、その子を守るという一方通行の決意が布束には理解出来なかった。
一方通行も理解を求めなかった。

だから、布束は今日、この部屋を後にするのだ。

以下略



864: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 00:57:13.66 ID:+tnc2CcU0



「 ――― 涙を拭きなさい」

以下略



865: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 00:59:10.63 ID:+tnc2CcU0


色鮮やかに彩られた店内には、流行のガールズバンドの曲が流れている。
有線で流れている10代の少女達を対象としたラブソングを朝から流し放しにしているのだ。
厳重に巻かれたミントグリーンのマフラーと、ニット帽を脱ぐ。
以下略



866: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 01:00:33.72 ID:+tnc2CcU0




「今日は早めに帰った方が良いよ」
以下略



867: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 01:01:54.10 ID:+tnc2CcU0


「先生、急患です。すぐそこの交差点で事故が…あ、一方通行さん!!い、いらしてたんですか!?
 とミサカはノーメイクの顔を隠します」

以下略



868: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 01:06:18.00 ID:+tnc2CcU0





以下略



869: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 01:08:16.36 ID:+tnc2CcU0



絵文字の一つも使わぬ簡潔かつ要点だけの文章。
こういう時の美琴は大抵何かサプライズを用意している反動で迂闊なことを喋るまいとしている。
以下略



870: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/06/03(金) 01:09:05.99 ID:+tnc2CcU0


「白井さんいつもいじられてますもんね〜黒コングさん?」

「淑女に付ける愛称じゃありませんわ!!」
以下略



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