過去ログ - さやか「ゲキリュウケン!!」 マミ「ゴウリュウガン!!」 ほむら「ザンリュウジン!!」
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(長屋)
[saga]
2011/05/08(日) 00:03:58.78 ID:M8EHpkNC0
河原で談笑する一同。しかし、突然滝のような土砂降りが襲った。
驚く一同だが、間髪いれずに台風レベルの突風が吹き荒れ、川はあっという間に氾濫し、足がすくむほど地面が揺れ、さらには近くに雷が落ちた。
明らかな異常気象だ。そんななか、マミは上空に浮かぶ無数の影をとらえた。
マミ「あれは・・・魔女?なんで結界の外に!?それも何体も・・・」
キュゥべえ「あーあ、やっぱりこうなっちゃったか」
杏子「やっぱり!?どういうことだ、オイ!説明しろ!」
キュゥべえ「やれやれ。君らは、台風を発生させない方法を知っているかい?
答えは簡単さ。赤道上の海水を蒸発しないようにしてしまえばいい。
でも、台風やハリケーンは世界中を移動しながら大気を循環させるという役目も持っているんだ。
それを遮ると、大気の循環がなくなり、地表面に熱的エネルギーがたまっていく・・・
もうわかるよね。そのエネルギーが解放されたら、地表はめちゃくちゃになる。それこそ、台風の被害なんて比べ物にならないくらいに。
地震も同じさ。事前に抑える方法がないこともない。
でも、次に地震が起こる時、前回抑え込んだ地震のエネルギーがプラスされ、さらに恐ろしいことになる・・・
君らがやったのも似たようなことさ。
本来ワルプルギスの夜は、核となる魔女に世界中の呪いが吸い寄せられて、一定のキャパシティを超えると超強大な魔女として誕生する。
でも、君らはその核を、グリーフシードを砕いてしまった。
よって、真空状態のようなもの・・・つまり呪いだけを吸い寄せる吸引力が、この町の上空に残ってしまった。
もちろん、そこに集まるべき核は存在しないから、呪い同士溶け合い、新たな核をいくつもいくつも形成した。
そのため、ワルプルギスの夜と同等か、それ以上の力を持った魔女が、いつくも生まれることになったのさ」
まどか「そんな・・・」
キュゥベえ「ただ、それだけならまだ希望はあった。"この世界に"、"今現在"ある呪いの量は有限だ。
仮に世界中の魔女を分解したとしても、生まれる数はせいぜい数十体止まりだ。
でも、今この町にいる魔女は百体を優に超えている・・・・
何故だかわかるかい?
答えは、ボクらが回収したエネルギーが逆流し、そこから魔女が生まれているからさ。
その原因は、君にある」
さやか「えっ?あたし?」
ゲキリュウケン『まさか・・・・』
キュゥべえ「そう、エネルギーの回収を阻害し、ループを乱した。
それによって逆流したエネルギーの一部が、こうやって無尽蔵に魔女を生んでいるのさ。
つまり、君が元に戻ろうとしなければ、この現象はここまで悲惨にはならなかった。わかるかい?
これを阻止する方法は二つ、一つは、エネルギー回収システムを停止させること」
ほむら「だったら・・・わかっているなら早く停止させなさい!」
キュゥべえ「無理だよ。そんなことをしたら、システムが再起不能になる。
そうなったら、すべての契約は解除され、二度とこの方法ではエネルギーを回収できなくなる。
そんなことを、ボクらが許すと思うかい?もっとも、君らが力づくでシステムをぶっ壊そうなんて考えてるなら、僕らは容赦しない。
君らとは比べ物にならない科学力で、全身全霊、迎撃させてもらうよ。君らの言葉では、正当防衛、だったけ?」
ザンリュウジン『てめぇ・・・・!』
キュゥべえ「もうひとつは、エネルギーの逆流が止まるまで、無尽蔵に湧き続ける魔女を倒し続けること。ボクとしては、こっちをお勧めしたいな。
もっとも、世界中の魔法少女がこの地に集結したとしても、不可能だろうけどね。
でも、君なら不可能じゃないかもしれないよ。まどか、だから僕とけいや・・・」
いつものセリフを言い終わる前に、キュゥべえはザンリュウジンの刃で脳天をつぶされた。
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