22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/04/22(金) 13:46:58.64 ID:Hio9flSSO
唯「ど、どうして私を[ピーーー]の?」
唯の背中を嫌な汗を伝う。
姫子「……もしかして、まだ「ゲーム」についての説明をデウスから聞いてないの?」
気づいたときには、姫子の顔が目の前にあった。
姫子の吐息が耳ににかかる。
背中に寒気が走る。
姫子と唯の顔の距離はほとんどなかった。
唯「げ、ゲーム?」
姫子「まあいいか……どうせ唯は、ここで死ぬわけだしね」
姫子がいかにも鬱陶しげに前髪をかきあげる。
姫子の手には巨大なナイフが握られていた。
どこから出したのだろう?
姫子「じゃあ、死んで」
鈍く光るナイフを唯の首筋に宛がう。
唯「……っ!!」
気づいたら、姫子を突き飛ばしていた。
鈍い音。姫子が背中を壁に、したたかに打ちつけた音だ。
姫子「ちっ……!」
後ろを振り返る暇はない。
唯は全力疾走で走り出していた。
姫子「待てっ!」
唯は教室を飛び出した。
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