過去ログ - 上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」
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28:たくま[sage]
2011/04/24(日) 00:31:43.34 ID:4Az5UeA+0
「ならお前も自分の不運を恨めよ。」















「ごッ……?!がッ………?!!!」




白井は、恐る恐る目を開ける。

先程まで優勢に立っていたはずの男が、宙に浮いていた。
正確には――空中に突然現れた水の球体の中に捕われていた。
呼吸ができないせいか、思考が乱れて演算ができないようだ。

ついに、男は意識を手放した。
すると、水は全て霧散し、男が地面に放り出された。

唖然とする白井の耳に、足音が聞こえてくる。


コツン…コツン…


白井は、振り返った。










「強制的な加速演算…。なんで……。」









すぐ後ろに、一人の少年がいた。
ショートとセミロングの中間の長さの茶髪。
ちょうど「お姉様」の髪の色と同じくらいの色だ。
その髪の色と同じ色をした、瞳。
背は165センチ周辺、といったところだろうか。
歳は恐らく白井と同じくらいだろう。
どこにでもいる歳相応の少年の服装だが、ここは学園都市。
私服であることに、逆に違和感を覚える。
どこか、無機質な…というより、周りに興味がない、といった雰囲気を漂わせる少年だ。


少年は白井の怪我に気づくと、手を伸ばす。



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