過去ログ - 上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」
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29:たくま[sage]
2011/04/24(日) 00:32:46.79 ID:4Az5UeA+0
「な、何をする気ですの?!」

「黙ってろ。」



肩の中で、変な感じがした。
例えるなら、体の中で風船を膨らませるような、そんな感覚。



「ちょっと我慢しろよ。」



少年が指を軽く振った。



「…?!」



白井の肩から、細くて長い針が飛び出した。
痛くは、ない。
血も出ていなかった。



「何を…しましたの?」

「安心しろ、異物を水圧で押し潰してから外に出しただけだ。」

「異物?」

「ん。」



少年は、倒れている男の持っていた針を指さした。
白井は気づく。
先程までの痛みが、綺麗さっぱり消えていた。
自分の体から出てきたモノを見る。



「……何をどうしたらあの針がこんなに細く潰れるんですの。」

「水圧だよ。」

「す、水圧って……。」




かなり太くて、おまけに「返し」までついていた針。
それが、医療で使われる「モスキートニードル」並みに、いや、それ以上に細くなっていた。



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