過去ログ - 上条「だから改めてお前に誓う。俺は御坂美琴とその周りの世界を守る。」
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:
たくま
[sage saga]
2011/04/24(日) 21:15:31.57 ID:QV22E1W50
驚き、攻撃の手数を増やす男達。
だが、番外個体には当たらない。
仮にも戦闘訓練をきちんと積んでいるのだ。
こんな素人の、それも格下の攻撃でどうにかなったりはしない。
一見手数が増えたように見えても、実際にはムラがある。
人が操作している以上、必ず意識の隙、つまり攻撃の隙ができる。
番外個体は、相手の視線を観察しながら、攻撃を先読みして避けていく。
「く、くそ!当たらねぇ!!」
「大丈夫だ!近距離に持ち込めば外さねぇ。それを奴もわかってんだろ、攻撃して来ねぇのはそういうことだ!!」
(二人とも……どう見ても強能力程度の力は、ある。)
(無能力者だったってのが嘘だった?………いや、そんな嘘をつくメリットが無い。)
(なら………もしかして………本当にあるの?幻想御手ってのが………!!)
番外個体は、二人に軽く麻痺する程度の電撃を放つ。
「ッ、ガッ!!」
「のあ?!!」
二人は、てっきり相手は肉体強化の能力だと思っていたので突然のことに対処できず、電撃をまともに食らう。
「いい感じに痺れちゃったかにゃーん?ちょっと聞きたいことがあるんだけれども。」
「……な、なんだ。なんで電撃を……。」
「く、くそ、何しようってんだ!」
「幻想御手。詳しいこと教えて。あと持ってるならちょーだい。」
僅かでも一方通行への勝率を上げる。
例えそれがどんな得体の知れないものでも構わない。
生き残れるなら、それでいい。
効果は期待できる。
現にこの二人の能力が、恐らく上がっている。
目の前の突然現れた「手段」を、番外個体が使わないはずは無かった。
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