422:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:33:48.32 ID:X2T00aNDO
「「死ね!」」
小さな太陽が、裁きの鉄槌が、2人の憎悪が、垣根帝督に振り下ろされた
423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:34:50.31 ID:X2T00aNDO
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――表通りは騒ぎになっていた
424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:35:40.71 ID:X2T00aNDO
路地裏の狭苦しい景色はすっかり変わり果てていた
あの攻撃で周囲3Mは吹き飛び、その中心には天高く伸びる火柱
2人はしばらくその火をずっと見ていた
425:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:36:21.74 ID:X2T00aNDO
生きる目的を達成したと同時に、生きる目的を失った……
復讐こそ全てだった2人にとって、この事は良くも悪くも影響を及ぼしたことだろう
426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:37:07.09 ID:X2T00aNDO
ありのまま見たものを口に漏らす
風によるものか火柱は消え、そこには天使があった
大半の人が思い浮かべるような白い羽の生えた人、正にそれだ
427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:38:02.18 ID:X2T00aNDO
少女 「元に戻ったって言うの…!?」
――殺せなかった
勝利を確信し、全身全霊の一撃を叩き込んだのに、まさか最後の最後で復活されてしまうとは
428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:38:54.30 ID:X2T00aNDO
あの時、垣根は1つの賭けに出たのだ
それは、痛みによって謎の演算を強引に止めるというもの
しかしそれは妨害に成功し、且つそこから演算を組み直せるという前提での話
429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:40:02.36 ID:X2T00aNDO
憎悪のままに今を生きてきた2人、垣根の過去……
取り返せないなら、受け入れるしかない
垣根 「それでもまだ憎しみが晴れないなら、もっと俺にぶつけて来い」
430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:40:43.77 ID:X2T00aNDO
431:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/18(土) 23:41:29.88 ID:X2T00aNDO
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〜とある病院〜
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