過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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29:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/05/04(水) 04:36:06.70 ID:VmIvWdkAO
両者の攻防が佳境に入る中、二機を離すように粒子の奔流が辺りを包み込む

ソーマ「ッ……!?」

ハレルヤ「なっ……!」

それは、別の場所で起こった一戦の余波
アルヴァトーレの粒子砲であった

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蒼いGNアーマー目掛け、アルヴァトーレの粒子砲火が一斉に火を噴いていく
一拍に二十二発打ち上げられる紅い花火は、それらの一撃一撃を狙いすまして撃ったかのような精密さでGNアーマーに飛んでいく

ラッセ「舐めんじゃねえよッ!」

しかしただで当たるわけには行かない。GNアーマーも強固な粒子フィールドを形成、敵の猛攻を物ともせずに受け止める

ヨハン「そこだッ!」

スローネアインはアルヴァトーレの攻撃の瞬間、フィールドの解除した瞬間を狙いブラスターを数発立て続けに叩き込む

アレハンドロ『遅い遅い遅いぃッ!』

ヨハン「くっ……!」

しかしあろうことか、アルヴァトーレの巨体は戦闘機が行うような横方向の軽やかな回転でそれらを全て避けていく
GNアーマーを含めた十字砲火が届く頃には、再び頑強な殻に身を包み傷一つつけられない
苛烈な攻撃に堅牢な防御、同時代最強のMS・ガンダム二機で相手にしながら、状況は全く好転せず硬直していた

アレハンドロ「はっ! 所詮急拵えのトリニティに未熟なガンダムマイスターか、動きが透けて見えるわ!」

通信から飛び込んでくる罵倒、刹那は歯軋りし、爆発しそうな意識を平静に保ちつつGNライフルの引き金を引いていく


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