過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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28:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/05/04(水) 04:30:35.89 ID:VmIvWdkAO
不意に両機に襲いかかる粒子ビーム。二人は離れてそれをかわすと、争いの場を通信による舌戦に切り替え、乱入者の迎撃を始めた

ソーマ「何故押されているか分からないか、被験体E-57!」

ハレルヤ「あぁ?!」

ソーマ「私には分かるぞ、その理由が今なら分かる!」

四方から二機を狙うRGMに、両者不本意ながら背を合わせ迎撃行動に出る
奇しくもその動きは、頂武GN-X部隊の編み出した密集陣形に近いもの

ソーマ「お前は生き残る為、自分を守る為に戦っている。所詮は獣の本能のようなもの、そこに意志は宿らない!」

ソーマ「だが私は違う、スミルノフ中佐やマリーダ中尉、私の側にいてくれる人の為に銃を取っている!」

ソーマ「保身の為に引いた一歩と、誰かの為に踏み出す一歩。その差が私とお前の差だ!」

ハレルヤ「おセンチなこと抜かしてんじゃねえぞ女ッ!」

二機の連携でRGMは次々に撃ち落とされ散っていく
もはや一蹴に近いその光景、一瞬の出来事であった
邪魔者がいなくなった瞬間、二人は同時に振り向きビームサーベルとシールドニードルをぶつけ合う
火花がカメラアイを真っ白に塗りつぶす、それでもお互い力を緩めたりはしない

ハレルヤ「てめえには分からねえだろうなぁッ! 仲間殺して生き延びた、俺達の業なんぞよぉ!」

ソーマ「なっ……?!」

ハレルヤ「あの腐れた地獄から一緒に脱走まで、声かけあって助け合った仲間さ!」

ハレルヤ「だが俺は殺した! 酸素も飯も足らなかった、自分が生き残るためには何だってして生きてきた!」

ハレルヤ「だったらよぉ……何かデカいことやって、あいつ等の死に意味を持たせてやらなきゃ……」

ハレルヤ「アレルヤもあいつ等も、救われねえんだよッ!」


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