過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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803:>>1 ◆/yjHQy.odQ[saga]
2011/10/03(月) 01:18:17.95 ID:MzbUxBxAO
フェルト「でも……」

フェルトが俯き、言葉を続けようとした瞬間

フェルト「 」ピキィィィィン
グラハム「!」

マリーダ「この感覚……!?」

フェルト「え……?」

直感が脳内へ直接、危険信号を送る
とっさに身体が動く二人、しかし訓練されていないフェルトはそれが何か理解しようと身体を硬直させてしまう

リディ「フェルト!」

フェルト「きゃっ!?」

リディが荷物を手離し、フェルトを両手で抱き留め押し倒す
それとほぼ同時、爆発音と共に付近の高層ビルの上部が大爆発を起こし、破片と炎が雨のように降り注いできたのだった

グラハム「マリーダッ!」

マリーダ「くっ!」

ミーナ「きゃっ!?」

反応が早かったのは、やはりNT勢だった
マリーダはミーナの足を後ろから蹴り上げそのまますくい上げるように抱きかかえ、隣の店舗へと逃げ込む
グラハムはタケイを誘導し同じ様に店舗へと飛び込んだ


一瞬
近代的な繁栄を謳歌する街並みは、まさに一瞬で地獄へと変わった
砕け散ったコンクリートと硝子の破片が飛び散り、火花と炎が暗闇の街を紅く塗り潰していく
グラハムらは、自らの日常へと、無理やりに引き戻されてしまったのだった

グラハム「マリーダ……大丈夫か……!」

マリーダ「はいマスター……お怪我は?」

グラハム「問題ない。硝子で少し頬を切ったくらいだ」

ミーナ「いたたたたぁ……」

タケイ「くっ……!」

グラハム「二人とも無事のようだな」

マリーダ「……!」ハッ

ミーナ「フェルト……フェルトは!?」

グラハム「!」

タケイ「まさか……!?」


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