過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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864:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/10/31(月) 02:46:41.47 ID:iogOaoRAO
――グラハム側――

グラハム「ぐおっ!?」

無人のビルに、イナクトの白いボディが叩きつけられる
コクピットに広がる、殴りつけられたかのような衝撃
パイロットスーツを着用していない身体が、みしりと軋み熱を帯びた

グラハム「……ッ……」

体感の衝撃は普段と変わらぬ強さに感じられる
不用意な挙動は機体こそ耐えられても、きっと自身が保たないだろう

グラハム「出力はこちらの約六倍……ビーム兵器よる完全武装……おまけに装甲もGN粒子を纏い攻守共に隙が無い」

モニターに移る爆炎、その中から姿を現すGN―X
先ほどから幾度もライフルを叩き込んだ装甲には、傷らしい傷の一つすら確認することは出来なかった

グラハム「こちらは調整はおろか馴れてすらいないMS……おまけに反応速度も鈍い……マリーダやダリルも……いない……ッ!」

グラハム「――それがどうしたッッ!!」

圧倒的な性能の敵を目の前にし、竦む心を言葉で鼓舞する
これしきの不利に萎縮するな
それでもお前はグラハム・エーカーか!
そう心に念じ、退くことなく前へと一歩を踏み出した
相手も此方の意図を理解したのか、ビームサーベルを抜き放ち構える

先に動いたのは、GN―Xの方だった


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