過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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896:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/12(土) 02:40:57.29 ID:6dcCFJHAO
――――

「ねえ、いいの? ヒクサー」

ヒクサー「何がだい、887(ハヤナ)」

逃げ惑い隠れる人々の合間を、涼しげな顔で通り抜けるヒクサー
その横には黒いHARO、そして887と呼ばれた少女が並んで歩いている

887「あの強化人間、テロリストに見つかったみたい。死んじゃうよ」

ヒクサー「かもしれないね」

887「かもねって……計画に選ばれるかもしれないんでしょ? 最近のヒクサー、なんか分かんない」

頭部の特徴的な猫耳をピコピコと動かし、尻尾をフリフリと揺らす887
マイスター874同様、人工生命体ならではのこの謎装備に、ヒクサーが指摘したことは一度もない

ヒクサー「ヴェーダの提示した情報はあくまでも可能性……」

ヒクサー「はっきり言うなら、この程度で死ぬくらいならそれまでの存在ってことさ」

887「ほ、本当にはっきり言うのね……」

ヒクサー「エージェント887から見たら、不服だったかな」

887「当然! こんな丸いものを持たされるあたしの気にもなってよね」

黒HARO『プルプルっ』

ヒクサー「持とうか?」

887「……それはそれでいやっ」

ヒクサー「ふふ。気難しいね、887は」


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