過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」二機目
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944:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2011/11/24(木) 15:18:00.21 ID:weZ121dAO
ゆっくりと夜の荒野を踏みしめ、基地から離れるフラッグとイナクト
滑走路を抜け、荒れた大地に並んで立つ
ヤザン専用のイナクトは、グラハム専用機に比べると一回りほど大きく見える
メインエンジンの周りなどは、殊更に違っていた

マリーダ「マスターッ!」

ビリー「マリーダ!」

マリーダ「カタギリ顧問、マスターとは話せないのですか!?」

ビリー「駄目だ……もう回線を切っている」

マリーダ「そんな……っ」

リディ「中尉、少佐はっ!?」

ダリル「あぁっ……!」

ミーナ「うそ……ほんとに?」

タケイ「……!」

――――

グラハム「……」

リニアライフルの照準を、目の前のイナクトに合わせた
操縦桿を握る指の震えが、肘にまで伝わるのを微かに感じ取った

グラハム(こんな感覚は、アレハンドロ・コーナーとの一戦以来だな)

グラハム「刮目させてもらおう……ヤザン・ゲーブル」

グラハム「貴様の全てを、私の前にさらけ出して見せろ!」

GNビームサーベルにいつでも手が伸ばせるよう、機体の左手は遊ばせておく
ヤザンのイナクトもまたクロスレンジに特化した近接格闘用のMS
耐え難い緊張感に、自然と舌が唇を舐めた


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