過去ログ - インデックス「ご飯くれると嬉しいな♪」アレイスター「ふむ・・・」
1- 20
1: ◆aWeOQSfgWQ[sage]
2011/04/27(水) 21:16:35.17 ID:C5p7FW6N0
とある学生寮の一室


コポコポ……

ビーカーの中に一人の男がいた
腰まで届く色の抜けた銀色の髪
表情を窺えぬ端正な顔
男性にも女性にも、大人にも子供にも、聖人にも罪人にも見える奇妙な雰囲気

「ふむ、やはり落ち着く……」コポコポ

アレイスター=クロウリー
それが彼の名前だった

アレイスター「……そう、答えはA」コポコポ

そう言って彼は目の前を見ていた
テレビだ
テレビ<正解はAです!

アレイスター「やはりな……私の理論は正しい」

そう言って答えが合っていたことに満足しながらクイズ番組を眺めていた
その顔は満足しているようにも見える

テレビ<第五問!このシルエットは何でしょう!?

テレビ画面にシルエットが出てきた瞬間だった
ヒュン、と音がして目の前に一人の人が出てきた
いや、それは人なのかどうかも分からなかった

アレイスター「いきなり出てこないでくれ、エイワス」ハァ

金色の長い髪、光り輝く長身
その肢体を包むゆったりとした白い布の装束
その顔には喜怒哀楽があり、それでいて人とは異質なものを根幹に秘めた極めてフラットな顔つきの女性

エイワス「良いではないか、私は君の守護天使なのだから」

エイワス
それが彼女の名前だった
自称、『守護天使系才色兼備美少女』と言っている
訳が分からなかった



2: ◆aWeOQSfgWQ[sage]
2011/04/27(水) 21:18:38.15 ID:C5p7FW6N0
アレイスター「君のおかげで私の連続正解記録が途絶えてしまったではないか」

エイワス「良いではないか、どうせ君にとっては簡単な問題なのだから」

アレイスター「確かに私はこの程度のクイズ番組は簡単だ」
以下略



120Res/78.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice