過去ログ - なのは「とある科学の」 当麻「魔法少女」
↓
1-
覧
板
20
9
:
◆LFImFQtWF6
[saga]
2011/04/29(金) 01:11:08.49 ID:x+3bL0DL0
もしかすると、肉体変化の能力者?
けど、人間からフェレットって。
「で、見ちゃったの?」
「し、白井。えっと、そのあれだ。すまん。不可抗力ってやつだ」
こんなことで殺されたくは無い。
などと考えて言った言葉は、すぐに疑問系で返された。
「白井って誰ですか?」
「えっ?」
「私、なのは。高町なのはです」
「あれ?」
「君は誰と勘違いしてるんだ? まぁ、それは良いけど、このことは黙ってて欲しい」
「なんで?」
俺が聞くと、フェレットは驚きの言葉を口にした。
「科学の学園都市に、魔術なんてあったら笑いものだからさ」
魔……術?
「うん。私は、魔法少女なの」
白い少女こと高町は、何の恥ずかしげも無く、魔法少女といった。
満面の笑みで。
まぁ、このくらいの歳の子なら、別に問題なく可愛いなんて思えるけど……。
「なのは。多分、魔術って信じてないよ」
「えっ? あ。まぁ、信じる方が凄いと思うけど」
「じゃぁ、なのはは凄いんだね」
「いやぁ、あの状況で信じないのもどうかなぁって」
まさか、学園都市で、
インデックス以外で魔術って言葉を聞くとは。
それも、わりと冗談ではなく。
「その魔術って言うのを見せてくれないか?」
「え?」
「いや、ちょっと、言葉だけじゃ信じられないと言うか……」
「じゃぁ、今さ。周りに人は居ないよね?」
フェレットが急に喋りだした。
「そういえば、灰色の世界になってから、人が……」
「ここはね、魔法で作られた別次元の学園都市。敵と戦う際に周りに影響が無いようにって僕が張った結界の中なんだ」
フェレットが軽く説明して、軽く呼吸したかと思うと、一瞬にして世界が色を取り戻し、
周りには人がたくさん居た。
「どう? 信じてくれた?」
「え? あれ? 服装が……」
高町の服装は微々たる変化をしており杖も消えて、代わりにに真紅の宝石みたいなものを持っていた。
「あれは、バリアジャケット。戦闘用の衣装みたいなものなの。ベースがこの学校の制服だから、同じに見えるけどね」
そう言って、高町がくるっと回った。
「まぁ、魔術を信じるって言うのには、聊か情報が足りないって言うのもある。例えば、幻覚を見せる能力だってあるし」
「そんなこと言ったら、私達が出会ったことさえ幻覚ってこと?」
「あ、いや。それは……」
上目遣いで見るな!!
身長的に仕方ないが、やばいから!!
「まぁ、信じるよ。少しだけは」
「全部信じて欲しいけど、お兄ちゃん次第だし。でも、このことは内緒だからね?」
「あ、うん。解った」
「じゃぁね、お兄ちゃん。また会えるといいね」
高町はそう言うと、歩いて行った。
……お兄ちゃん。か。
「……何考えてんだ。俺は!!」
突然大声をだしたことにより、冷ややかな視線を浴びることになった俺であった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
860Res/718.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - なのは「とある科学の」 当麻「魔法少女」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1304005121/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice