104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2011/10/25(火) 00:12:09.65 ID:8Q7Qr+eZ0
勇者「……なんて息巻いたは良いが」
勇者「痛い……」
男「寒いじゃないのか?」
勇者「何と言うか、寒いとか通り越して冷たくて痛いんだ」
錬金弟子「すみません……」
男「確かに吹雪いてきたからかなり寒そうだが、それ程とは」
男「暖房薬の効果もそうだが、凄いのはこの森だ。この寒さでよく立っていられるものだな」
錬金弟子「実はこの森の木々はみんな死んでるんですよ」
勇者「そうなのか? こんな青々としてるのに」
錬金弟子「生きていた当時の姿で凍っているだけなんです。腐る暇さえ、この場所にはありませんから」
勇者「それは……凄まじいな……」
男「穴を掘って進めば、腐るくらいには温度が上がるかもしれないな」
錬金弟子「男さん、それ、冗談になってません」
男「あ……いや、すまん」
勇者「しかし凄いよな。錬金弟子さん達はこんな所ですんでるんだろ?」
錬金弟子「研究小屋のお陰ですね。普通、ここは生き物が住める所ではありませんから」
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