167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/02/06(月) 21:32:15.31 ID:3B14MUNZ0
盗賊「大体そっちこそふらふら歩いてたんじゃねぇのか? 避けて通りやがれ」
少女「やっぱり反省してないでしょ」
盗賊「……ったく、付き合いきれねぇ」ボソッ
少女「なんか言った?」
盗賊「で、どうしたら許してもらえるんだ?」
少女「そうだね……。あっ、こういうのはどう?」
少女「あたしにこの街を案内する」
盗賊「……は?」
少女「もしかして急ぎの用とかあった?」
盗賊「いや、特にないが」
少女「じゃあバイト代に銀貨三枚つけるから」
盗賊「ちょっと待て。てめぇみてぇな子供がなんでそんな大金持ってんだ」
少女「失礼な。これでも自立してるんだよ」
盗賊「あぁ、そうなのか。それにしても案内料にしては高くねぇか?」
少女「相場わからないから」
盗賊「成る程な。まぁ、案内くらいならしてやる。これも何かの縁だろうしな」
盗賊「但し、金はいらねぇ」
少女「えっ、良いの?」
盗賊「ああ。ただ、一つ約束してもらう。厄介事には巻き込むな」
少女「大丈夫。それともこんな小さい女の子が厄介事起こすように見えるんだ?」
盗賊「さぁな」
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