168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/02/06(月) 23:18:42.26 ID:3B14MUNZ0
盗賊「で、いつにするんだ? 明日か? 明後日か?」
少女「今から」
盗賊「……てめぇ自分で何言ってるのかわかってんのか?」
少女「もちろんだよ」
盗賊「もう夕暮れだ。今からだと朝になっちまうぞ」
少女「大丈夫大丈夫。今日はこの街についてからずっと見て回ってるんだ。だから蔵書館の方とか博物館の方とか結構見てるの」
盗賊「一人で行けるんならどうして俺を巻き込む……」
少女「良いの良いの。さっ、早く行こう!」グイグイ
盗賊「おい! こっちの事情は……!」
少女「何かあるの?」
盗賊「……いや、あいつなら飯食わなくても大丈夫か。一日くらいなら」
少女「?」
盗賊「はぁ、仕方ねぇ。付き合ってやるか」
盗賊「ところで闘技場の方は回ったのか?」
少女「あ、あそこは行ってないけど、賭け事する所の周りって治安悪いって言うし」
少女「とりあえず、中央広場と王宮あたり案内してよ。それで満足するから」
盗賊「やれやれ……」
剣士「……む。あれは盗賊では……」
狂人「かっかー! くあっかー!」ブチャッ グチュイッ
店員「ちょ、ちょっとお嬢ちゃん……商品で遊んじゃ……」
剣士「あっ、すまない。私が保護者だ。詫びとしてそこの饅頭を全て買い取らせてもらう」
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