296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/07/22(日) 23:45:00.76 ID:wl2T4a/70
カィンッ
剣士「……くっ!」ギリッ
機械獣「グギ……ギギ……」ググッ
勇者「剣士!」
剣士「大臣は早く退去願う! ここは危険だ! ――のわっ!?」グイッ
機械獣「ギィ……」ブォンッ
大臣「剣士殿!」
勇者「はぁっ!」ガキン
剣士「くっ……早く行ってくれ。出来れば、白国王の遺体も連れて」
大臣「わ、わかった」
大臣「少女とやら、処罰は追って伝える! 逃げるでないぞ!」ズズッ
少女「ったく……逃げないっての」
盗賊「どうするつもりだ。ここは危険だぜ」
少女「あたしも戦うさ。罪滅ぼし、ってのには軽いけどね」
少女「大丈夫。罰は受けるよ。利用されてたとは言っても、ここまで来たのはあたしの意思だし、結果王様も死んでしまった」
少女「ま、どのみちここが最後だったし、良いんだけど」
盗賊「そうか――」
剣士「良い心構えだ。当座は私達は味方らしいな」
盗賊「てめぇ、しっかり戦えよ」
剣士「勇者様が足止めしてくれている。だが……」
勇者「はぁっ! “火炎弾”!」ガンッ ゴォッ
機械獣「ガガ……ギギ……」ヴィーン
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