297:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2012/07/22(日) 23:58:35.65 ID:wl2T4a/70
盗賊「全然効いてる感じはしねぇな」
剣士「どうすれば倒せるか、考えなければならない」
剣士「さっき私があいつの攻撃を止めた時……いや、止めようと思った時」
剣士「こっちの力はお構いなしに押し返してきた」
男「恐らく、痛覚もない」
盗賊「おい、どういう事だ?」
男「あれは女さんが作ったと言っただろう。なら、あの外装も納得出来る」
男「多分、あれはロボット――からくり――ここでは何か当てはまる言葉がないな。鉄のゾンビと言ったところか。鉄の生ける死骸だ」
少女「ちょっと待って。死体が生きてるわけないし、鉄なわけないじゃない」
男「例えだって」
男「でもまぁ、見た感じ生体っぽいところもあるから、アンドロイド的な感じだろう」
剣士「いつも思うのだが、私達にわかるようにだな……」
男「すまん。要は、機械――鉄と魔物の融合体だ。並の攻撃じゃ効かないし、怯まない。力も相当なものだろう」
少女「じゃあ、どうすれば……」
男「セオリー通りなら口の中とか内蔵とか……」
盗賊「そんなもんねぇぞ?」
男「抜かりないな……流石、女さんだ」ボリボリ
男「まぁ、考えておくから、適当に攻撃しておいてくれ」
盗賊「はぁ?」
剣士「まぁ、仕方あるまい」ダッ
少女「無駄に戦わせる気?」
男「そこの二人は剣士さんを見習って欲しかったんだが」
男「大丈夫。基本的に間接は弱点になり得るから、そこを重点的に狙ってみてくれ」
盗賊「仕方ねぇ」ダダッ
少女「あんたは?」
男「俺は弱いからな。頭使うのと――」
男「遠距離攻撃専門だな」ウィーン カシャッ
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