40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[saga]
2011/07/02(土) 04:01:02.52 ID:/nfUMPAC0
錬金兄弟子「……何を言い出すかと思えば」
勇者「あなたはわざわざ拳を強く握り、自分の爪を食い込ませて血を流した」
勇者「だけど、本当は流れるはずがないんだ。あなたが亡霊だからね」
錬金兄弟子「俺の手を見るか? しっかり流れているじゃないか!」
勇者「詰めが甘いな」
錬金兄弟子「……何?」
勇者「確かに手から血が流れているように見えるのに、どうして雪に血の跡がないのか」
勇者「答えは簡単。実際に血は流れていないからだ」
錬金兄弟子「……」
勇者「あなたは血を流す事で、錬金弟子さんが自分を助けに来るように煽った。そうじゃないか?」
錬金兄弟子「……なぜそんな事が分かる?」
勇者「この魔剣が教えてくれた。そして――」カチャッ
勇者「あなたの存在自体、もはや亡霊じゃない事も分かっている!」
錬金兄弟子「……」
男「あったぞ。賢者の石だ」ゴソゴソ
?「よくやった」
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