541:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/31(木) 23:03:38.05 ID:iJ0un1Qz0
麦主「成る程。それでこの風車とやらの必要性を証明しようと言うことですか」
男「ええ」
麦主「しかし大丈夫ですかな?」
男「何がですか?」
麦主「魔物の怪力を使って建てているとは言え、これ程の短期間で建てた建物」
麦主「立派なナリをしていますが、物置小屋よりも脆くては困りますよ」
男「設計通りに建てられています。大丈夫ですよ」
麦娘「男さん、巨人も回復したみたい」
男「そうか。なら――」
盗賊「しまったな。まだ出来てねぇのか?」
麦娘「盗賊! 帰ってきたのね」
盗賊「ああ。今さっきな。だがどうする、男。連中ももうすぐ来やがると思うぜ」
男「問題ない。即殺されない程度には指示を得ている」
男「だが巻いて進めようか。麦娘さん、頼みますよ」
麦娘「わかったわ。巨人、仕事に戻るよ!」
巨人「ンガ」ムクリ
男「麦主さん、見物ならどこでも構いませんので。ここでも大丈夫ですよ」
麦主「あ、ああ」
男「さて――」
男「“なぜかお集まりの”皆さん! これよりこの風車は完成に向かいます」
男「今より巨人がそこの臼を風車の中に置くと、風車は完成します」
男「建築作業最後の瞬間をご覧あれ!」
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