595:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/10(金) 00:06:48.44 ID:YW+fgTkN0
剣士「……ん」
剣士「……ん?」
剣士「私は、どうなって――痛っ」ビクッ
剣士「なんで脚に鉄片なんかが刺さって……」
剣士「!?」
剣士「部屋の、牢の外ではないか。じゃあこの鉄片は、この鉄格子の穴の……」
剣士「……」
剣士「……思い出してきた。僅かなほころびがあったから、滅茶苦茶に蹴ったんだった」
剣士「あんな傷、今まで気にしたこともなかったのだが……」
剣士「しかし、これは好機だな」
剣士「剣技は惜しいが……逃げよう。私が先に壊されてしまう」
剣士「まずは装備だな。確か階段の途中の倉庫にあるはずだ」
剣士「丁度服も着替えたいから丁度良い。誰にも見られていなくて良かった」
剣士「……あの男がいたか」カァァ
剣士「……」
剣士「一瞬でもこれで喉を潤そうと思った自分が恥ずかしい」
剣士「早く脱出して、水を探そう」
剣士「喉が渇いたな……」スタスタ…
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