596:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/10(金) 00:23:08.18 ID:YW+fgTkN0
族長「村男よ、もう夕餉の時間かぃ?」
村男「族長のじゃありませんよ」
族長「そうだろうてぃ。その粗末さは精練中の戦士用に決まっている」
597:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/10(金) 00:38:35.25 ID:YW+fgTkN0
村男「族長!」
剣士「しまった!」
村男「抜け出したと思えば……!」
598:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/10(金) 01:39:18.85 ID:YW+fgTkN0
「あっちだ! 向こうを探せ!」
「いたか? くそっ」
剣士「こうして見ると案外広い村だな」
599:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/10(金) 01:58:19.40 ID:YW+fgTkN0
剣士「薬水が、入っている……のか……」パカッ
剣士「……」
剣士「はぁ……思い過ごしか」
600:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/10(金) 03:14:54.01 ID:eK1X4qmTo
自ら薬漬けになる剣士さん
601:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 22:17:54.55 ID:Fg4r171/0
「いたか!?」
「いや……こっちには」
「何があったの?」
「族長が斬られたらしいわ。怖いわねー」
「女は危ないから家に」
602:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 22:28:41.61 ID:Fg4r171/0
村男「そうだ。他に出口はなかっただろう?」
剣士「全部見たわけじゃないのでな。知らない」
剣士「塀を越えていくとは考えなかったのか?」
603:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 22:45:39.70 ID:Fg4r171/0
村男「監禁か。精練の儀も同じようなものだが……」
村男「これからは意味合いも違ってくる。お前は客人ではなく、罪人となった」
剣士「……なら、力尽くで通るしかないな」
604:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 22:58:40.04 ID:Fg4r171/0
村男「……」
村男「……!」ハッ
村男「な、何が……!」
605:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 23:08:13.43 ID:Fg4r171/0
村男「やはり?」
剣士「既にお前達の魂胆はわかっている」
剣士「おかしいと思っていたんだ。あの薬水はな」
606:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/14(火) 23:23:49.63 ID:Fg4r171/0
『舶道港 あれから何日後か
習慣は凄いものだ。
あのような目に遭っても、こうして書く気力があるのだから。
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