68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2011/08/20(土) 02:26:58.94 ID:2FSGK+/b0
男「!」ピタッ
勇者「!」ピタッ
錬金師「……」
男「これはどういう事だ……」
勇者「何で俺が錬金師さんに剣を……」
錬金師「良いから、二人とも武器を下ろしてくれないか」
男「あ、はい」
勇者「すみません」
幻術師「惜しいところまでいったのだがな。このくらいの幻覚は容易に解けるようになったか」
錬金師「三十六年も経つんだ。そのくらい出来なくて何が大魔法使いだ」
幻術師「成る程。私は少しお前を見くびりすぎていたようだ」
男「さっきのが、幻覚だと?」
錬金師「ああ。何を奴が何を見せたかは知らないが、二人が俺を殺すようにし向けた幻覚だ」
男「こっちの記憶が夢みたいに思えたくらいだったぞ……」
勇者「友の事を知っているとでも言うのか……!?」
錬金師「単純な幻覚だ。記憶のどこかにある恐怖を見せたのだろう。奴が知らない事も幻覚で見せる事が出来る」
錬金師「それがさっきの幻覚魔法だ」
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