811:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:02:07.03 ID:hwBgjRWz0
青竜「……どういう事だ。先程よりも大きな魔力を感じる」
青竜「これは、誰だ? 勇者のではない」
魔剣〔これで魔力量に加え、キミの魔法への介入ができるようになった〕
青竜「何だ、これは……!」
魔剣〔つまり、賢者の石に対する魔力操作だけではない〕
魔剣〔それぞれの魔法精度に対しても手伝うことができる〕
魔剣〔これまでのようにどちらかが戦うのではなく、我々二人で一戦力だ!〕
勇者「……そういうことか。いや、どういうことかはよくわかってない」
魔剣〔ふっ……〕
勇者「でも感覚的にわかるよ。今は俺がお前を握っているのではなく、一緒に剣を握っていることが」
魔剣〔上出来だ。さて、相手の理解が追いつく前に叩くぞ〕
勇者「ああ。さっきまでは絶望的だったけど、今はできる気がする。魔力が上がったせいかな」
魔剣〔さぁ、いつも通りにやれ! “脚力強化”“速度付加”!〕
勇者「剣に魔力を纏わせるイメージで……“――”!」ブツブツ
勇者「何だ……? 調子が良いみたいだ」
魔剣〔我が調整しておるからな〕
魔剣〔脚力は強化しておいた。相手の攻撃に注意して斬りつけろ!〕
勇者「よし」ダンッ
騎士「速い!」
魔法師「強化魔法だね。でも……!」
青竜「握り潰してくれる!」グァッ
黒竜「大きさが……違いすぎる……。せめて俺が動ければ……!」
魔剣〔キミは剣への強化魔法に集中しておれ。片手を地に向けろ。衝撃に備えろ〕
勇者「プレッシャーが……! 精度も一人だと落ちてしまうな」
魔剣〔すぐにフォローに戻る。“水砲”!〕シュバッ
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