813:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:03:10.56 ID:hwBgjRWz0
調査兵「体勢を立て直したぞ。攻めろ！」
「うぉおおおおおっ！」
青竜「なんだ……！」
騎士「はぁああっ！」ﾍﾞｷｯ ｸﾞｻｧｯ
青竜「人間の分際で……！」
魔法師「……っ！」
青竜「なぜ、俺が追い詰められている……！」
黒竜「お前はわかっていなかった。弱者には弱者の戦い方があることを」
青竜「っ！」
黒竜「人族だけではない。場合によっては、弱者は強者を上回る」
黒竜「お前は小さき者を甘く見すぎた」
勇者「……」ｽｯ
青竜「勇者――！」
黒竜「見せてやれ、人族の強き意思を！」
勇者「はあああああっ！」ｽﾞｼｬｧｯ
青竜「クソがぁあああああっ！」
魔剣〔まただ〕
魔剣〔先程より深い剣撃だ。……だが、正体がわかった〕
魔剣〔魔王とやったときもそうだった。剣が当たってないのに攻撃は通っていた〕
魔剣〔賢者の石の特性というべきか〕
魔剣〔全属性を均等に使うため、その放出魔力は純粋な魔力になるらしい〕
魔剣〔そして、原理はわからないが――〕
魔剣〔剣を振ったときに純粋な魔力が勢いで鞭のように飛んでいく。つまり……〕
勇者「もう一発だ！ はぁああっ！」ｷﾞｭｲﾝｯ
魔剣〔完全な無属性魔法の剣圧による斬撃！〕
ｽﾞｼｬｧｱｱｯ!
青竜「ぐあああああああっ！！」ｸﾞﾗｯ
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