827:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:21:59.61 ID:j9vVqMjC0
勇者「側近か。そう言えば、あいつも女か」
騎士「言われてみれば、彼女も大陸でいくつかの目撃情報はあるが……」
騎士「他の諸将と比べて、派手さがない」
勇者「それもそうだ。その諸将に直接命令しているのは側近だと言う話もある」
勇者「逆に魔王が活動的にしている感じだな」
魔法師「歴史から見てもずっとそんな感じだよね」
魔法師「主体的に動く魔王と影で支える側近」
魔法師「代々同じ家系で仕えているって言う話だよ」
黒竜「ちょっと待て、話を戻すぞ」
勇者「ああ」
黒竜「つまり、青竜はその側近とやらに怯えていたと言うのか?」
雀竜「今の話だけだと、私も納得しかねるわ」
雀竜「主君の魔王ならともかく、そっちよりも側近を恐れるなんて」
勇者「あり得ない話じゃない。主君が従者よりも弱いなんてよくあることだ」
騎士「そうだな。我々の国もそうだ」
騎士「白姫様はともかく、前国王様は少し剣を嗜まれていたが」
騎士「私の副官の方が強かった」
騎士「むしろ、部下が主君を守るために力をつけてくるものだ」
蠅竜「何にせよ、原因は魔の国の誰かだ。だろ?」
黒竜「それは間違いないな」
蠅竜「人の街に住む竜には、魔の国の人間には気を付けるように言っておけばいいさ」
雀竜「あはは、大雑把ね」
雀竜「でも問題は私達じゃないわ。あなた達人間の方よ」
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