828:名無しNIPPER[saga]
2015/10/12(月) 19:22:35.67 ID:j9vVqMjC0
勇者「俺達?」
雀竜「そう。人間の大陸連盟、魔の国に戦争しかけるんでしょ?」
騎士「……そういうことか」
騎士「ただ、その言い方は違うな。戦争はずっと続いている」
雀竜「最近のは小競り合いって言うのよ」
伍長「私も例外じゃないですね。遭遇しなければ良いのですが」
魔法師「そっか。魔の国に出向くなら、青竜を怯えさせた人物が必ずいるってことね」
魔法師「それが側近じゃなくてもね」
騎士「相手が何らかの待ち伏せを用意していない限り、前線である程遭遇しやすいだろう
な」
騎士「つまり、私か勇者のどちらかの部隊は確率が高い」
伍長「騎士様の白蛇隊は精鋭ですから、最前線ではないでしょう」
騎士「いや、最前線に配備されるはずだ」
伍長「なぜです? それは何と言うか……戦略的におかしいのでは」
騎士「大人の事情があってな。いや、お国の事情と言うべきか」
騎士「だが、それを逆手にとっての多くの武勲だ」
伍長「……納得しかねます」
騎士「今はその話題ではないだろう?」
勇者「仮に、俺達のどちらかが側近と遭遇して、勝てるかどうか」
魔法師「勝てるかって言うより、生きられるかだね」
伍長「私から言うのは適役ではありませんが」
伍長「そうなる恐れがあるなら、竜族の力を我々に借りることは?」
騎士「それはあまりにも無礼では!?」
黒竜「良いのだ。実はその件は既にこちらでも話し合っている」
黒竜「結果から言おう。力は貸さない」
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