過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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11: ◆ackVh57YJ.[sage saga]
2011/04/30(土) 00:57:31.64 ID:QetZ2pS40
『う……うぅぅ、ぐすん……』

「…………」

(泣いてたのは姉さんのほうだったと思うけどな)

『ひっく……うっく……』

「……ちょっと冷たすぎたよ。謝るから、ほかのことも教えてくれる? ごめんね」

『……ん、わかった』

『こほん、ともかくだね。詳しくは同封してある手紙に書いてあったと思うのだけれど』

「手紙……? ちょっとまってね」ガサゴソ

「あぁ、あったよ……ん? このペンダントなに? 銀色の石が付いてる奴」

『それは僕が作り出した魔道具だよ、非常に高価で貴重なものだ。決して無くさぬようにしてほしい』

『……所謂、日々学業に励む我が愛しの弟へ向けた、俗に言うプレゼントなるものだ』

「ふぅん……ありがとう」

『ふふふ、喜んでもらえて嬉しいよ』

『では……名残惜しいが、しばしの別れだ。僕はまたすぐに出かけるのでね』

「そっか、またしばらくは帰ってこれないの?」

『……残念ながら、ね。僕はあまり力にはなれないが、困ったことがあればいつでも連絡をくれ』

「……うん、じゃあ、ね」



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