過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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10: ◆ackVh57YJ.[sage saga]
2011/04/30(土) 00:56:10.44 ID:QetZ2pS40

「………………姉さん?」

『我が弟よ』

「なに?」

『心の優しい我が弟が、万が一、億が一にも、世界樹なんて存在しえなかったという仮説ぐらいありえないし』

『仮定として置くにも愚か過ぎると思うが……もしかして、怒ってるのかい?』

「うん」

『なっ……!? ばっ、馬鹿な……』

「だから、きちんと事情を説明してもらえるね?」

『わ、わかったよぅ……こほん、いいかいアレは……』

『――いや、あの子は先日、僕がある場所へ赴いたときに発見したんだ』

『そこがどこか、は聞かないでくれよ?』

「うん、わかってるよ。国家機密なんでしょ」

『ふふ……流石は我が弟、実に聡明だ。僕は鼻が高いよ』

「それはいいから」

『……久しぶりだというのに、ずいぶんと冷たいんだね? 昔は僕がいないと言って泣きじゃくっていたというのに』

「それもいいから」



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