過去ログ - 幼女「ゆーたっ!」「ぼくは魔法使いだよ」
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309: ◆ackVh57YJ.[sage saga]
2011/06/07(火) 00:17:48.47 ID:J93dZ4Y00

どうやらそれが侍さんの得物らしい

侍「応、如何せん、刀を持たぬ武士とは格好がつかぬでござるからな」

「また格好ですか」

格好を気にするなら……とぼくは侍さんを見やる

よれよれの浴衣を羽織り(何かの本で見たことがある)

ロクに手入れのされていないボサボサの髪を後ろで束ね

さらには、無精髭に痩せこけた頬

「まあ旅を続けていたら気にする暇なんてないんでしょうけど」

侍「うむ……そこが流浪人の辛いところでござるよ、して……」

侍さんは、浴衣の中で組んだ腕を伸ばして、顎をさすった

侍「勇者殿はどうなさるつもりでござるか?」

「ぼく……ですか」

侍「応」

「仲間を探しますよ、もしかしたら捕まっているかもしれませんし」

侍「ふむ? 盗賊殿、傭兵殿、姉上殿、それにルー殿でござったかな?」

「ええ……にしても、よく覚えてますね」



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