過去ログ - 神裂「鋼盾―――鋼の盾ですか、よい真名です」
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932: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:18:02.10 ID:reOwnCyXo



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以下略



933: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:19:05.73 ID:reOwnCyXo


「無能力者っていっても、本当に能力のない人はいない筈だよね。
 発現しても微力すぎるだけで、書類上だけの能力者(ペーパーサイキッカー)だとしても、能力はあるんだ。
 だけど、ぼくには、それすらもない――本当に、無能力なんだ。御坂さんが学園都市第三位なら、ぼくは学園都市最下位だよ」
以下略



934: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:25:22.49 ID:reOwnCyXo


「……御坂さんとあの日出会って、いろいろ話をして、少しだけどきみのことを知った。惑い悩める普通の女の子だと知って、随分驚いたよ。
 無能力者への偏見に臍を噛んでいたぼくは、そのくせ超能力者であるきみに見当違いの偏見を押し付けていた。反省した。同じ人間だと知って、嬉しかった。
 ―――それでも、今だってきみへの嫉妬をすべて殺せたわけじゃない……想像だけど、佐天さんもそうかもしれないね」
以下略



935: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:28:37.68 ID:reOwnCyXo


「御坂さん」

「……はい」
以下略



936: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:30:35.52 ID:reOwnCyXo


「“超電磁砲”御坂美琴……この街の学生なら、誰でも一度は君に憧れる、誰もが君に嫉妬する、無責任にいろいろ押し付けてる。
 憧憬と嫉妬の対象である第三位“超電磁砲”は、この街のメディア戦略によって作られた偶像なんだろうね。
 御坂美琴という、歳相応の女の子を置き去りにして……星のように輝いている」
以下略



937: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:32:06.09 ID:reOwnCyXo

「でも、それでも身勝手な願いを口にできるなら
 御坂さん、ぼくはきみに胸を張っていて欲しい、俯いていて欲しくない、誇りに感じていて欲しい。
 おためごかしも慰めの言葉もいらない、真っ直ぐ立っていてくれればそれでいい」
 
以下略



938: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:37:48.31 ID:reOwnCyXo



「だけど、そこで振り返るな、立ち止まるな。
 ……慢心するなよ超能力者、いつまでも見下ろしいてられると思わないでくれ。
以下略



939: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:44:05.13 ID:reOwnCyXo


 この街にいつまでも囚われてなんていられない

 劣等感に圧し潰されてなんていられない
以下略



940: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:45:19.59 ID:reOwnCyXo
 

「だから――――どうか孤独だなんて思わないでくれ。
 きみには、白井さんや初春さんがいる……能力強度なんてどこ吹く風の上条くんもね。
 佐天さんも……あんな強いひとだから、きっと乗り越えてくれるよ。
以下略



941: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 14:57:21.90 ID:reOwnCyXo

 慌てる鋼盾

 微笑む初春

以下略



942: ◆FzAyW.Rdbg[saga]
2011/08/06(土) 15:07:32.51 ID:reOwnCyXo


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