過去ログ - 神裂「鋼盾―――鋼の盾ですか、よい真名です」
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970: ◆FzAyW.Rdbg[sage]
2011/08/07(日) 23:30:25.92 ID:3hA2G0hWo


「……ま、誰も彼も守ってやるぜ! なんて節操のない殿方よりはわたくしの好みですの。
 それに、そんなことを言ったら、お姉様ひとりに執心している私の方がよほど器の小さい人間ですの。
 ああ、ちなみにその3人の中に、お姉様は入っていないですわよね?」

「はは、僕なんかより上条くんに気を付けたほうがいい。
 あいつは、目に映るすべての人を守ろうとするヒーローだ。僕も御坂さんも彼に救われたクチだよ。
 あれほどの人たらしは、なかなかお目に掛かれない」


 人たらし……ああ、この言葉は彼にピッタリだ。

 自分もたらしこまれてしまったのだ、あのバカみたいな本物に。

 思わず笑みを浮かべる鋼盾に、黒子は不満げな表情を浮かべる。


「……いよいよ好きになれそうにありませんの」

「うーん、ぼくは白井さんと上条くん、意外と相性がいいんじゃないかなとコッソリ思ってるんだけどな。
 まあ、御坂さんの頑張り次第じゃ近いうちに彼と遭遇することもあるかもね。
 ……その時は、どうかお手柔らかに、ね」

「鋼盾さんがそうおっしゃるなら、出会い頭の不意打ちドロップキックは勘弁してあげますの」

「……そりゃ、ありがたい」


 感謝しろよ上条くん、どうやらドロップキックは回避したぞ

 まあ、この子にきみの名前を教えちゃったのは僕なんだけどね




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