過去ログ - 人を救った偽善者と人を殺した正義の味方
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55:挨拶から誤字…だと……? ◆TyXhq8/md2[sage saga]
2011/05/12(木) 19:16:55.73 ID:I7BD27GR0
―――Chapter1-10 Fate side

遠坂を先頭に、町を歩いている途中に感じた大きな魔力の源を辿って行く。
やはりと言うか、そこでは一対多の戦闘が行われていた。
相手方はこっちの人数を見て面食らっている。
だって、皆ついて行くって聞かなかったし。

それにしてもすごい光景である。
あのお姉さんと神父の格好もそうだが、他三名の少年少女の格好は全然それと釣り合っていない。
何よりあの炎の巨人。魔力の源はこれのようだが、あんな魔術初めて見た。

見たところ、アーチャーはこいつら相手に一人で善戦していたっぽい。…少し悔しい。

「…………」

周りを見ると、遠坂らも同じような反応。
沈黙が少しの間世界を支配していた。そこに、

「…くっ! 魔女狩りの王!」

痺れを切らし、真っ先に反抗したのは赤毛の神父だった。
その言葉に反応し、沈黙を守っていた巨人が轟々と暴れだす。
狙われたのは、さっき魔術を使ったため一人前線に出ていた遠坂。だが、

「えっ、ちょっと―――!?」

「凛―――!」

アーチャーが巨人の一撃を受け止める。


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