23:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:29:31.24 ID:ZUdevGeYo
まどか「……私の魔女『Kriemhild Gretchen(クリームヒルト・グレートヒェン)』の能力はね」
まどか「世界中の生命を強制的に吸い上げて不幸を取り除いてこの魔女が理想とする天国を作り上げることなんだけど……ちなみに性質は『慈悲』」
まどか「その倒し方はね、この魔女が理想とする天国を作り上げることなの」
24:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:30:18.47 ID:ZUdevGeYo
まどか「それと、さやかちゃん。話を平行させるけど、魔獣って覚えているかな?」
さやか「ああ、再構成後にたくさんいたよね。あれ何なの?」
まどか「魔女という概念が存在しなくなった世界で、魔女がいなくなったから生じた世界のアンバランスを直すためにいるの」
25:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:30:45.64 ID:ZUdevGeYo
まどか「でね?魔獣は生命の感情を吸い上げるの。吸い上げられた生命は文字通り気が抜けちゃうんだけど、例えば人間だった場合は廃人になるんだよ」
さやか「これも適当?」
まどか「そうだよ?」
26:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:31:12.10 ID:ZUdevGeYo
まどか「でね、その吸い上げた感情を体内でグリーフシード化させて、その魔翌力で世界のアンバランスを直しているんだけど」
さやか「反応もされないか……さやかちゃんは寂しいよ」
まどか「これって、私の能力に似てない?」
27:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:31:38.93 ID:ZUdevGeYo
まどか「で、この魔獣。どこから来ていると思う?」
さやか「……何処からともなく沸いてくるよね」
まどか「そう!世界のアンバランスさを直すために、人間の感情が必要だから、当然だよね!」
28:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:32:05.48 ID:ZUdevGeYo
まどか「それで、時空間を越えて存在する魔獣だけど」
まどか「そうやって大量生産されてる物というのは製造する工場があるでしょ?」
まどか「魔獣にとっての工場は概念なの。魔獣が存在するという概念から作られているの」
29:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:32:35.06 ID:ZUdevGeYo
さやか「……分かりました。そういえば今のわたしの前に概念そのものが座ってました」
さやか「まどかも概念だけど人の形を保ってるよね……形があるしさ、転校生と抱き合ってたしさ」
まどか「さやかちゃん鋭い!魔法少女でも存在の次元を上げれば概念に干渉できるの!」
30:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:33:05.43 ID:ZUdevGeYo
まどか「だから、工場である概念を滅ぼせば、魔獣は現れなくなるの」
まどか「でね、魔獣は『感情を体内でグリーフシード化させる』って言ったけど」
まどか「それってつまり『感情を絶望に変えて魔翌力にする』ってことだよね」
31:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:33:33.63 ID:ZUdevGeYo
まどか「……私、実は魔女なの。世界再構成の時に背負った絶望に負けちゃった」
さやか「……へっ?どう見ても完全に人間……いや、概念じゃん」
まどか「そうなの。私は今魔女じゃなくて概念なの。なぜなら私が作り出した願いが私すらも魔女にさせてないから」
32:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:00.53 ID:ZUdevGeYo
さやか「……難しい話すぎて訳が分からない」
まどか「分かって無くても進めるね。魔女としての私の存在が、魔女として存在できない代替として魔獣を生み出しているの」
まどか「だからね、魔女としての私の存在=魔獣の概念なの」
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