33:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:28.20 ID:ZUdevGeYo
さやか「……どう違うのさ?」
まどか「前者は『肉体が世界に存在することを許されていない』概念で、後者は『肉体が存在しない』概念」
さやか「ああ……変化しても常に0を掛け続けられているのと、最初から0のままなのの違い。だから結果が同じなのか」
34:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:34:56.14 ID:ZUdevGeYo
まどか「さやかちゃん、確認したいことがあるの。ほむらちゃんの再構成後の武器って何だか覚えてる?」
さやか「弓。盾じゃなくなってた」
まどか「私とそっくり!」
35:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:35:46.94 ID:ZUdevGeYo
まどか「じゃあ、それを踏まえてみて欲しいものがあるの。リモコン取って」
さやか「はい」
まどか「付けるね」
36:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:36:22.13 ID:ZUdevGeYo
まどか「私が低次元の存在に干渉できないのはさっき説明したよね?」
さやか「うん……」
まどか「じゃあ、何故私はほむらちゃんに干渉できたんでしょうか?」
37:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:37:02.79 ID:ZUdevGeYo
まどか「その証拠に、ほら……ほむらちゃんの黒くて大きいの、どんどん大きくなってく……」
さやか「うわぁ……」
まどか「……何でもないよ、何でもないの」
38:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:37:38.87 ID:ZUdevGeYo
さやか「でも元の世界はどうすんのさ?」
まどか「私とほむらちゃんでアダムとイヴ!」
さやか「……」
39:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:38:07.43 ID:ZUdevGeYo
まどか「渡した時は既に私がクリームヒルトを矢でブチ抜いた後だし、世界から私の存在が消滅する前というわけでもない」
まどか「ということは私は概念だけの状態のままほむらちゃんにリボンを渡したことになるね」
さやか「ん?それは無理じゃないの?」
40:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:38:35.58 ID:ZUdevGeYo
まどか「で、私の場合、存在の次元を上げたまま高次元の概念に成り果てちゃったけど」
まどか「ほむらちゃん、低次元の世界に戻って来れたよね」
さやか「……戻って来たね、再構成後の世界では私達と戦ってたし……」
41:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:39:05.62 ID:ZUdevGeYo
さやか「……あれ?まどかの魔女はどうするの?」
まどか「もう私が概念になった瞬間に魔女の概念は滅びたよ?」
さやか「……ああ、そっか。じゃあまどかの魔女が存在する代わりに存在した魔獣は?」
42:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:39:40.87 ID:ZUdevGeYo
まどか「エントロピーが増加するということはね、『エネルギーが減ること』ではなくて『エネルギーがでたらめになること』、つまりエネルギーがまばらに散ることで」
まどか「エネルギーの総量が減少するということ、じゃないの」
さやか「……えーっと。それ本当?」
43:※わりとどうでもいい[sage]
2011/05/02(月) 22:40:27.78 ID:ZUdevGeYo
まどか「あと、多分キュゥべえが私達に契約を迫るときに盾に取っていた『宇宙の寿命』というのは多分『宇宙の熱的死』だと思うんだけど」
まどか「あ、宇宙の熱的死というのは、宇宙のエントロピーが最大になって宇宙全体のエネルギーがほぼ均一になっちゃうことだと考えてくれればいいよ」
まどか「宇宙が膨張しているのは知っているよね?宇宙が膨張すると、宇宙全体がとれる最大エントロピーも一緒に増加するの」
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