過去ログ - 初春「私があなたを助けます」
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2011/05/04(水) 15:20:30.98 ID:8SUUmgK10
「にしても、寒いわねー」

「ホントですわ。でも夏よりは馬鹿が減って風紀委員の仕事も少しは楽ですの」

「そうなんですか? でも、冬に仕事って大変そうですね」

「ええ。お肌がかさかさになって困りますわ。お姉さまも、あまり無茶行けませんわよ!」

「な、なんで私の話しになるのよ!」

「お姉さまはここ最近外出が多いですの! きっとあの類人猿と――」

いつものおしゃべり。
白井さんが御坂さんにくっ付いて、御坂さんはそれを必死に離す。
そしてそれを、私と佐天さんで笑う。

「お姉さま。クリスマスもあの殿方とお過ごすつもりで?」

「んなわけないでしょ! アイツとはそんなんじゃ……!」

「へえー。そこまでの仲なんですか。一度見てみたいなー」

「私も御坂さんがそこまで惚れてる方、見てみたいです」

「そ、そんなんじゃないって言ってるでしょ!」

真っ赤になりながら反論する御坂さん。
可愛いです。
この人が学園都市第三位なんてみんな思いませんよね。
私も最初あったときはびっくりしました。
そんな御坂さんの意中の人ってのもちょっと気になりますね……。

「さ、佐天さんや初春さんはどうするの?」

「特に予定はないですけどー……。そうだ、みんなでクリスマスパーティしませんか?」

クリスマスパーティですか!
私も予定がなかったし、みんなでって楽しそうですね。

「クリスマスパーティか、いいんじゃないかしら!」

「これであのお姉さまの貞操が守れるというのなら……。お姉さま! 一緒に参加しましょう!」

「その動機はあれだけど。是非参加させてもらうわ、佐天さん」

「私も参加します! ……で、どこでするんですか?」

私の言葉に手を顎にあてて考え始める佐天さん。
もしかして、何も考えてなかったり……?

「それじゃ、私の家でいいですよ! めいいっぱい楽しみましょう!」

「おお! 佐天さん、ふとっぱらですね!」

「それじゃ、私達はケーキとか買ってくるわね。学び舎の園限定のクリスマスケーキ!」

「ホントですか! じゃ、私と初春はパーティグッツ買ってきますよ!」

こうして、クリスマスパーティの開催は決定した。
日にちは12月25日。
場所は佐天さんの家。
御坂さんと白井さんがお料理担当で、私と佐天さんがグッツ担当。
……今から楽しみですね。
特にケーキ! 待ち遠しいですよ!


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