過去ログ - 俺の妹がこんなに可愛いわけがないSSスレ Part.10
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494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2011/05/25(水) 19:05:11.46 ID:Cy/oB2fP0



「お前さー、やっぱメルルとかそういうの好きなんだな。あのライブに忍び込むくらいなんだし」

「好きというか……うん、まあ、大好きだ」


そう言えば俺はメルルオタクという設定だったな。


「メルル見ながらご飯三杯はいけるね」

「それはちょっと理解出来ねえなあ……部屋上がっていーか? 桐乃の部屋の横だったよな」


ちょっとやりすぎたか。
まあいいや。
っておい、お前俺の部屋に入って何するつもりだ。
まさかお前も桐乃に俺のお宝の位置を聞いていて、なんてことはないだろうな。


「しょっぺー部屋」

「しょっぱくて悪かったな。男子高校生なんてこんなもんだろ」

「高校生ならもっとインテリアとか気を遣えよ。小学生の部屋みてー」

「質実剛健をモットーとしてるからな」


もちろん嘘である。
単純にそういうの興味が無いだけだ。
赤城の部屋に行った時、ヴィレッジなんちゃらで買ったとか言う蝋燭(あいつはキャンドルと言ってたが、んなもん蝋燭だ蝋燭)を見せられたが、全く欲しいとは思わなかった。
机もベッドも、別に無理して格好良く見せる必要もないだろう。
え? だから地味でモテないだって?
うっせ!


「お茶くらい出せよ」

「勝手に来ておいて随分な言い草だな」

「ケチケチすんなよ。だからモテないんだよ」

「うるせ」


しょうがないから麦茶を出してやる。
何故こいつと言い桐乃の友達は傲岸不遜なやつばっかりなんだ。
まともなのは沙織くらいなものだ。
あいつといると性格がねじ曲がるのか、そういう性格の人間が集まってしまうのか、それとも女子中学生ってのはみんなああなのかね。
まあいい。
適当に相手して桐乃が帰ってくるのを待つしかないか。


「麦茶かよ。しけてんな」

「麦茶なめんな」

「お茶受けも無いし」

「薄荷飴でも舐めてろ」

「なんでハッカなんだよ……」

「ところでさ、お前」

「あん?」

「その荷物何?」

「おぉー! そうだそうだ、忘れてた」





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