1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/05/05(木) 02:19:51.24 ID:RHDAloaAO
SSはほとんど初めてなので、おかしなところとかあったら、指摘おねがいします。
※唯梓 律澪があります。
設定的には唯が25歳くらいです
ではいきます。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:20:54.19 ID:RHDAloaAO
「お客さん今日は暑くなるみたいですよ」
タクシーの運転手がわたしに声を掛ける。
唯「うー最近の夏は暑くて困るよー」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:23:19.02 ID:RHDAloaAO
運転手「今日は仕事ですか?」
唯「ううん、違うよー。親戚のあつまりがあるのです!」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:24:51.92 ID:RHDAloaAO
そのうちに愚痴をこぼすのにも疲れて、わたしは窓の外に目を向ける。そこで、あるものが見えたので、わたしは言う。
唯「運転手さん!ちょっと止まって!」
どうしたんですと運転手はブレーキを踏んで、タクシーが止まる。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:26:27.99 ID:RHDAloaAO
こども「うわぁぁあん」
唯「どうしたの?」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:28:00.13 ID:RHDAloaAO
こどもを連れて、タクシーに再びもどる。
唯「あのー次はあそこのデパートまで、行ってくれるますか?この子のお母さんがそこにいるんだってー」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:29:36.58 ID:RHDAloaAO
唯「待っててくれたんだー!」
運転手「そりゃあ待ってますよ。まだ料金もらってないんですから」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:34:25.32 ID:RHDAloaAO
「りっちゃんせんせー」
生徒がわたしの名前を呼ぶ。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:37:40.35 ID:RHDAloaAO
生徒1「というかさー最初からそうやって教えてくれれば、良かったのに…」
律「まったく、それが教師に対する態度かよー」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:38:22.97 ID:RHDAloaAO
部長「そろそろ、練習終わりにしよーか」
生徒1「おっ終わりだ」
生徒2「まったく、りっちゃんより部長のほうがはしっかりしてるよ」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 02:39:02.41 ID:RHDAloaAO
「あらっりっちゃん」
校門から少し出たところで、ふいに声を掛けられる。
2つ目の偶然、さわちゃんだ。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/05(木) 05:28:49.02 ID:ASCslwcQo
乙
こっからどう展開してくのか楽しみだ
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)
2011/05/05(木) 22:12:50.90 ID:RHDAloaAO
「梓ー聞いてる?」
ケータイの向こうで純が声を出す。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:13:45.87 ID:RHDAloaAO
純「…まあいいけど、憂の家覚えてるの?こっち久しぶりじゃん」
確かに久しぶりだなとは思う。 わたしは大学をでたあと、桜ヶ丘のある企業に勤めた。それから、少しして、転勤になったのだ。悪い意味ではなく、俗に言う本社転勤ってやつだ。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:14:32.34 ID:RHDAloaAO
純「それに、わたしのいった大学より下じゃん」
梓「切るよ?」
純「電話?」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:17:04.59 ID:RHDAloaAO
「せんぱーい、また部長怒ってますよぉ」
後輩が私の肩をこづく。
私たちの会社は二人一組で仕事をこなす。私の相方がこの後輩ってわけだ。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:17:53.07 ID:RHDAloaAO
後輩「そういえば、知ってます?駅前に新しくできたカフェ」
澪「ああ、聞いたことはあるよ。行ったことはないけどな」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:18:35.06 ID:RHDAloaAO
澪「はぁ、私はそんなふうに見えるのか?どうすればいいかな?」
後輩「そんなの知りませんよぉー」
後輩「あっ今日この後飲み会あるんできます?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:20:54.67 ID:RHDAloaAO
「琴吹さんこれでよろしいでしょうか?」
部下が私に確認を求めてくる。
紬「えーと…いいんじゃないかしら」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:21:33.13 ID:RHDAloaAO
どうしてこうなったのかしら?私はポーチについた、ティーカップのストラップに触れる。
私は大学を出たあと、お父様の力に頼りたくなくて、自分で就職先を探し、その一つに入社する事ができた。
はじめは仕事はつらかったけど、慣れてくると楽しいものがあり、どんどん成果を出していった。
そのうち、私の仕事が認められ、海外への配属が決まった。みんなと離れるのは嫌だったけど、わがままも言ってられなくて海外へと渡った。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2011/05/05(木) 22:22:38.76 ID:RHDAloaAO
紬「私に足りないものはどこへ行ったのかしら」
気づくと声に出ていた。そこで彼は、お前は金も地位も持っていて十分じゃないかと言ってもよかったのかもしれない。だけど、彼はこう言った。
部下「誰にでも、足りないもの1つや2つありますよ」
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