155: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/13(金) 22:57:29.53 ID:CJ3PSkkAO
梓「じゃあ、それでですね。待ってるんですよ」
澪「待ってる?」
156: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:33:19.39 ID:t6tCynLAO
〜 今日! 〜
157: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:38:59.58 ID:t6tCynLAO
梓も行ってしまい、私は特に公園に残る理由もなくなってしまったので、会社にもどることにした。
すると、向こうから歩いてくる人物が目に入った。それは絶対に忘れたことのない人物――律だった。
私は何か言おうとするが声が出ない。そのまま、私たちは長い間、見つめあっていた。
時間が過ぎて、先に口を開いたのは律の方だった。
158: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:39:26.72 ID:t6tCynLAO
律「よっ!澪ひさしぶりじゃぁん」
多分、律はわざと軽い感じを装おうとしたのだろう。だけど、それは失敗に終わっていた。
159: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:40:27.35 ID:t6tCynLAO
そこで律はキョトンとした顔して、聞く。
律「なあ?仕事じゃないのか?」
澪「さあ、どうだろうな」
160: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:41:48.17 ID:t6tCynLAO
律「………なあ澪?」
律がいつになく真剣な顔して、私に尋ねた。
律「それで、どうだったんだ?…答えはでたのか?」
161: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:42:19.16 ID:t6tCynLAO
律「あっそうだわたし思ったことがあったんだ」
澪「なんだ?」
162: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:43:32.89 ID:t6tCynLAO
律「それに、資格がなんとかとかも言ってたけどさ、それならわたしが資格なんて、つくってやるよっ!」
律「…『田井中律の恋人許可書』ってな!」
163: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:44:02.22 ID:t6tCynLAO
律「あっそうだ!やっと、これが返せるな」
律はそう言って、ケータイについてる2つのストラップから、ウサギの方をとって私に渡す。
164: ◆Mu88Rugpw6[sage]
2011/05/14(土) 01:44:45.27 ID:t6tCynLAO
今、言わないと言う機会を失ってしまう、そう思って、私は勢いに任せて言った。
澪「律……キスしないか?」
律「えっ、キ、キスゥ?」
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