35:もったいないお化け ◆F/bQYgopwk[sage]
2011/06/07(火) 23:11:14.90 ID:bT/35q/Z0
 キョン「…オーケー。つまり、俺は寝言で名前を呼んじまったんだな?」 
  
 古泉「そうですね」 
  
 キョン「…まあ、たぶん夢を見ていたのは間違いないから仕方ないんだが…」チラッ 
  
 ハルヒ「♪」ギュッ 
  
 キョン「なんでお前は抱きついたままなんだ?ハルヒ」 
  
 背中に当たる柔らかい温もりがなんとも形容しがたいのだが。 
  
 ハルヒ「キョンに呼ばれたから♪」ギュッ 
  
 朝比奈「はわわわわ。涼宮さんが可愛いのです」 
  
 古泉「いつの間にそういう間柄に?」 
  
 ハルヒ「…そう、あれはある放課後のことだったわ。キョンがあたしのことを呼んだの♪」ギュッ 
  
 キョン「ついさっきのことかい!!」 
  
 ハルヒ「そうね!でもキョンがあたしを呼ぶのを聞いた瞬間、あたしはキョンに抱きつかなきゃいけないって思ったのよ!」ギュッ 
  
 キョン「そりゃどうも」 
  
 そっと長門の方に目を向ける。だが、親愛なるヒューマノイドインターフェイス殿は我関せずとばかりに本を読んでいる。 
  
 古泉に視線を送っても肩をすくめるだけで役に立たない。 
  
 朝比奈さんは、俺たちの様子を見てあたふたとしているだけだ。 
  
 つまり、だ。こうなったらもう本人に聞くしかないってわけだ。 
88Res/53.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。